「外壁は最近塗り直したばかりだが、屋根だけ先にやった方がいいか」「外壁と屋根を別々にやるか、まとめてやるか、どちらが安くなる?」「屋根と外壁のタイミングが合わないが、どう考えればいい?」——外壁塗装・屋根塗装の計画を立てる際に、「まとめてやるか・別々にやるか」で迷う方が多くいます。
この記事では、屋根塗装のみ vs 外壁+屋根のセット施工を費用・工期・長期的なコストパフォーマンスの観点で比較します。
費用の比較:セット施工の方が割安になる理由

足場費の分担効果
屋根塗装も外壁塗装も、2階建て以上の建物では足場の設置が必要です。足場の設置・解体費用は工事全体の15〜20%を占めることが多く、屋根のみ・外壁のみと別々に工事すると、それぞれで足場費が発生します。
外壁+屋根のセット施工では足場を1回の設置で共用できるため、足場費が実質1回分で済み、別々に施工するよりも総費用を抑えられます。
セット施工の費用目安(参考)
- 屋根塗装のみ(40坪・足場あり):40万〜80万円程度
- 外壁塗装のみ(40坪・2階建て・足場あり):80万〜130万円程度
- 外壁+屋根のセット施工(40坪・2階建て):130万〜200万円程度
屋根と外壁を別々にやると、足場費がそれぞれにかかるため合計額がセット施工より高くなるケースが多くなります。
工期の比較
屋根のみの場合
屋根塗装の工期は、規模・塗料の乾燥時間・天候によって変わりますが、一般的な一戸建てで4〜7日程度(足場設置・解体を含む)が目安です。
外壁+屋根のセット施工の場合
外壁+屋根のセット施工は10〜14日程度が目安です。ただし天候不良・下地処理の範囲によって延びることがあります。生活への影響を最小限にするため、工事開始前に業者と工程表を共有しておくことをおすすめします。
「タイミングが合わない」場合の考え方

外壁は塗ったばかりで屋根のみ傷んでいる場合
外壁の塗り替え後5年未満で屋根の劣化が目立つ場合、屋根のみの施工を選ぶことは合理的な判断です。ただし、次の外壁塗替え時期が近くなった段階でセット施工に切り替えると、長期的なコストが抑えられます。
外壁・屋根の両方が劣化しているが予算が限られる場合
「外壁・屋根の両方が必要だが、今年の予算では1つしかできない」という場合、雨水が直接侵入しやすい屋根側を優先することを検討してください。屋根からの雨漏りは建物内部に大きなダメージを与えるリスクがあります。
外壁も屋根も同じタイミングで劣化している場合
このケースが最もセット施工の恩恵を受けやすい状況です。外壁・屋根の両方が劣化サインを示している場合は、迷わずセット施工を選択してください。
コーキング・付帯部も同時にやるとさらにお得
外壁+屋根のセット施工の際に、コーキング(目地シーリング)の打ち替え・雨どい・破風板・軒天・帯板などの付帯部塗装も合わせて行うと、足場を最大限に活用できます。バラバラに工事するより、トータルコストを大きく抑えられます。
付帯部の種類と役割
外壁・屋根以外に塗装が必要な箇所は次のとおりです。
- 破風板(はふいた)・鼻隠し:屋根の端部にある板。雨水・紫外線にさらされ劣化しやすい
- 軒天(のきてん):屋根の張り出し部分の裏側。通気性確保と防カビが重要
- 雨どい:紫外線・汚れで劣化・変色しやすい。塗装で保護することで耐久性を延ばせる
- 帯板・幕板:1階と2階の区切りに設置された板状の部材。塗膜が劣化すると腐食しやすい
- 庇(ひさし):窓上の小屋根部分。雨水と紫外線の影響を直接受ける
屋根材の状態によっては塗装以外の選択肢も

屋根の劣化が進んでいる場合、塗装ではなく「葺き替え」や「カバー工法(重ね葺き)」が必要になることがあります。現地調査で屋根の状態を確認した上で、塗装で対応できるか・リフォームが必要かを判断することが重要です。
特にスレート屋根でひび割れ・棟板金の浮きが多い場合は、塗装のみでは根本的な解決にならないケースがあります。屋根塗装の検討時には、屋根材の状態診断もあわせて依頼することをおすすめします。
大阪・茨木市で外壁+屋根のセット施工を検討しているなら
大阪府茨木市を拠点に、大阪市・近畿圏で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を手がける職人一貫施工の会社では、外壁と屋根のセット施工にも対応しています。どちらを優先すべきか悩んでいる方には、建物の状態を確認した上でご提案します。
「外壁と屋根、どちらから手をつければいい?」という方も、まずはご相談ください。

